元King & Princeのメンバーとして知られ、現在は「Number_i」として新たな舞台に立つ神宮寺勇太さん。
爽やかで上品な雰囲気の裏には、努力と誠実さで積み上げてきた確かな道のりがあります。
この記事では、神宮寺勇太さんの経歴や学歴、そして彼を支えた家庭の背景までを丁寧にたどりながら、
“国民的彼氏”と呼ばれる所以に迫っていきます。
- 神宮寺勇太さんのこれまでの経歴と、Number_iとしての現在の活動
- 出身小学校から高校までの学歴と、学生時代のエピソード
- 空手やバドミントンなど、幼少期から培われた努力と才能
- 千葉・花見川区にある実家や家族との温かいエピソード
神宮寺勇太の経歴
King & Princeとしてのデビュー
2018年5月。
初夏の風が心地よく吹く中、神宮寺勇太さんはKing & Princeとしてデビューしました。
その瞬間、ステージの光よりも彼自身のまっすぐなまなざしが印象に残ったのを覚えています。
彼は華やかな世界の中でも、静かな存在感を放つ人。
まるで透明なフィルム越しに見える光のように、繊細で確かな輝きを持っていました。
俳優としての活躍『受付のジョー』
2022年に放送されたドラマ『受付のジョー』では、俳優としての表現力でも注目を集めます。
穏やかな笑顔の裏に、少しの孤独や葛藤がのぞくような芝居。
その“温度のあるリアリティ”が、画面越しにも伝わってきました。
グループ脱退と新たな出発
King & Princeとしての活動は2018年から2023年5月まで。
5年という短くも濃い時間を経て、神宮寺さんはグループ脱退と事務所退所を発表します。
その後、平野紫耀さん、岸優太さんとともにTOBEへ移籍し、「Number_i」として再出発。
3人が再び並んだ姿には、再会の温度と、新しい物語が始まる期待が同時に宿っていました。
経歴の軌跡にある“まっすぐさ”
歩みのすべてに“まっすぐさ”が通っている。
神宮寺勇太さんの経歴は、まるで一枚の風景画のように、見る人の心に静かに残ります。
彼の歩みをたどると、その足跡の一つひとつに物語があります。
ステージで見せる表情の奥には、幼い頃から積み重ねてきた時間の温度が、確かに息づいているのです。
どんなに眩しい現在を生きていても、始まりはいつも教室の机の上から。
少年・神宮寺勇太がどんな環境で育ち、どんな日々を過ごしてきたのか──。
ここからは、彼の学びの軌跡をたどりながら、“神宮寺勇太という人”の原点を見ていきましょう。
神宮寺勇太の出身小学校
神宮寺勇太さんの出身小学校は、千葉市立長作小学校です。

千葉市花見川区にある穏やかな住宅街の中に建ち、のびやかな校風で知られています。
神宮寺勇太の小学校時代
1997年10月30日生まれ、千葉県出身の神宮寺勇太さん。
通っていた長作小学校は、自然が多く残る静かな地域にあります。
放課後のグラウンドに響く笑い声や砂の匂い──そんな風景の中で、彼はのびのびと育ちました。
子どもの頃から整った顔立ちで「かわいい」と言われることも多かった神宮寺さん。
けれど見た目の柔らかさとは裏腹に、小学校低学年から空手を始めるなど、芯の通った少年でもありました。
空手の実力はめきめきと伸び、黒帯を取得。
さらに中学1年生だった2010年9月、『第27回国際総合空手道日本選手権大会(防具付部門)』で準優勝という成績を収めます。
努力を楽しむ姿勢は、この頃すでに彼の中に根づいていたのでしょう。
夕暮れの校庭で、黙々と型を繰り返す少年の姿が目に浮かびます。
神宮寺勇太の出身中学校
長作小学校を卒業した神宮寺勇太さんは、地元・千葉市立天戸中学校へ進学します。

中学時代の部活動とスポーツの才能
中学ではバドミントン部に所属し、持ち前の運動神経を発揮していました。
テレビ番組では「スマッシュなら時速150kmは出せる」と笑顔で語る場面もあり、少年らしい明るさが印象的です。
また、空手でも全国大会で準優勝を経験。
競技を越えて磨かれた集中力と努力の積み重ねが、今の“芯のある穏やかさ”を育てたのかもしれません。

ギターとの出会い、そして芸能界への第一歩
中学生の頃にはアコースティックギターに夢中になります。
きっかけは、木村拓哉さんがギターを弾く姿への憧れ。
放課後の音楽室で、指先を痛めながらコードを覚える姿が目に浮かびます。
そんな神宮寺さんがギターを奏でていた部屋の天井には、実家にあるというシャンデリアの光が揺れていたのかもしれません。
千葉市花見川区にあるご実家は「お金持ちでは?」と噂されており、実際にそのシャンデリアを見てライブ演出を思いついたこともあったそうです。
家族仲もとても温かく、20歳の誕生日には両親からオーダーメイドのスーツを贈られたというエピソードも。
品のある家庭で育った彼の落ち着いた佇まいは、こうした家庭の空気にも通じているように感じます。
そんな孫を見守っていた祖父が、ある日そっと行動を起こします。
「この子は舞台に立つべきだ」と感じたのか、ジャニーズ事務所へ履歴書を送ったのです。
母親や姉が応募するケースはよくありますが、祖父が動いたというのは珍しい話。
家族の誰もが、神宮寺さんの中に“光るもの”を感じ取っていたのでしょう。
そして2010年10月30日、中学1年生の誕生日。
神宮寺勇太さんはジャニーズ事務所に入所します。
同期には佐藤勝利・目黒蓮・中村海人らが
同じ日に入所した同期には、佐藤勝利さん(Sexy Zone)、目黒蓮さん(Snow Man)、中村海人さん・松倉海斗さん(Travis Japan)、そして岩橋玄樹さん(元King & Prince)らがいます。
この“2010年組”は、のちにそれぞれの舞台で輝くことになる黄金世代。
互いに刺激を与え合いながら、少年たちはそれぞれの夢へと進んでいきました。
神宮寺勇太の出身高校・出身大学
神宮寺勇太さんの出身高校は、あずさ第一高等学校です。

全国にキャンパスを持つ通信制の学校で、芸能活動との両立がしやすいことで知られており、著名な卒業生には女優の広瀬すずさんがいます。
芸能活動と学業の両立
中学校を卒業した神宮寺勇太さんは、2013年4月にあずさ第一高等学校へ進学。
通信制の柔軟な環境で学びながら、芸能活動を本格化させていきます。
高校2年生の時にはジャニーズJr.内ユニット「Sexy Boyz」のメンバーに選ばれ、翌2015年には「Mr.King vs Mr.Prince」へ。
多忙な日々の中で、彼の表情や立ち振る舞いには確かな自信が宿り始めます。
もともと千葉市花見川区にある実家は落ち着いた雰囲気の住宅街にあり、「お金持ちなのでは」と言われることも。
実際、家にはシャンデリアがあり、ライブ演出のアイデアのきっかけになったとも語られています。
そんな環境で育った神宮寺さんの品のある所作には、家庭のあたたかさと美意識が自然に息づいています。
2015年6月5日結成
『Mr.KING vs Mr.Prince』キンプリ結成6周年!おめでとう!!#KingandPrince pic.twitter.com/EQFlfV0mnr
— さおり (@shosaori3250) June 4, 2021
大学進学はせず芸能活動に専念
高校卒業後は大学へ進学せず、芸能活動一本に専念。
通信制の高校を選んだ時点で、すでに“進むべき道”を見据えていたのかもしれません。
2018年放送のドラマ『部活、好きじゃなきゃダメですか?』では、King & Princeの髙橋海人さん、岩橋玄樹さんとともに主演を務め、学生時代の感覚を自然に滲ませた演技が話題に。
大学に進まずとも、現場で積んだ経験が彼の表現に深みを与えています。
大学には進学せず、芸能活動に専念しています。
この記事のまとめ
- 神宮寺勇太さんは2018年にKing & Princeとしてデビューし、現在はNumber_iとして新たな活動を展開している。
- 出身は千葉市花見川区で、長作小学校・天戸中学校・あずさ第一高等学校を卒業している。
- 学生時代から空手・バドミントン・ギターと多才で、努力を楽しむ姿勢が今の芯の強さにつながっている。
- 家庭は温かく、品のある環境で育ち、実家にはシャンデリアがあるなど“育ちの良さ”を感じさせるエピソードもある。
おわりに
神宮寺勇太さんの歩みを振り返ると、そこには常に“真っすぐさ”がありました。
華やかな世界にいながらも、どこか穏やかで、努力を静かに積み重ねていく姿勢。
それは、彼が千葉の街で過ごした日々、家族に見守られながら育まれた原点にあるのかもしれません。
これからも、彼が描く景色は少しずつ形を変えながら広がっていくでしょう。
その一歩一歩を見届けることが、きっとファンにとっての楽しみのひとつでもあります。

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