今や日本を代表する女優として、その圧倒的な存在感で観る者を魅了し続ける長澤まさみさん。
彼女の輝かしいキャリアの裏には、どのような学生時代や経歴があったのでしょうか。
本記事では、彼女の学歴、芸能界入りのきっかけから現在までの軌跡を深く掘り下げていきます。
この記事を読むとわかること
- 長澤まさみさんの出身小学校・中学校・高校に関するより詳細な情報
- 各学校時代の具体的なエピソードや人柄
- 女優を目指した真のきっかけとオーディションの裏側
- 大学に進学しなかった理由と、その後の芸能活動への集中
- 輝かしい受賞歴と、日本を代表する女優としての軌跡
長澤まさみの学歴と芸能界での経歴・出生・家族構成
1987年6月3日、静岡県磐田市で生を受けた長澤さん。
家族は父、母、そして3歳年上のお兄さんの4人家族です。
父親は、元サッカー日本代表であり、ジュビロ磐田の初代監督も務めた長澤和明さんという輝かしい経歴の持ち主。
父親が監督を務めていた縁から、彼女は静岡県磐田市で伸び伸びと育ちました。
幼少期のエピソード
幼い頃から活発で明るい性格だったという長澤さん。
自身の子供時代を「気の強い恥ずかしがり屋」と語っており、なぜか年配の方と仲が良かったというユニークな一面もあったようです。
サッカー指導者である父の影響を受けながら、モダンバレエやジャズダンスを習うなど、運動神経抜群の少女時代を過ごしたとのこと。
そんな彼女の運命を大きく変える出来事が、小学校6年生の時に訪れるのでした。
長澤まさみの学歴と芸能界での経歴・小学校
長澤まさみさんの出身小学校は、地元の磐田市立富士見小学校です。
小学校時代のエピソード
小学校6年生だった2000年、彼女の人生は大きな転機を迎えます。
母親の友人が見つけてきたオーディションの広告がきっかけとなり、母親の勧めもあって第5回「東宝シンデレラ」オーディションに応募。
なんと応募総数35,153人の中から、史上最年少となる12歳でグランプリの栄冠に輝いたのです。
元々芸能界への憧れを抱いており、原宿でのスカウト経験で自信をつけた彼女は、自らの意思で履歴書を送りました。
この決断が、輝かしい女優人生のまさに第一歩となったのです。
同年公開の映画『クロスファイア』で早速スクリーンデビューを果たし、女優としての道を歩み始めました。
長澤まさみの学歴と芸能界での経歴・中学校
グランプリ受賞後、長澤さんは地元の磐田市立城山中学校に進学します。
中学校時代のエピソード
中学時代から本格的に芸能活動を開始した長澤さんは、故郷の静岡と東京を往復する多忙な日々を送っていました。
そして中学2年生の春、仕事に専念するために単身で上京。
中野区立第九中学校(現:中野区立中野中学校)に転校したのでした。
慣れない一人暮らしや仕事との両立は想像以上に厳しく、寂しさから母親と電話で大泣きしてしまったこともあったと、後に語っています。
上京後は、同じ「東宝シンデレラ」で審査員特別賞を受賞した女優の大塚千弘さんとルームシェアをしていたそうです。
この時期には、人気ティーン向け雑誌『ピチレモン』の専属モデルとしても活躍するなど、着実にキャリアを積み重ねていったのです。
長澤まさみの学歴と芸能界での経歴・高校
中学校卒業後は、多くの芸能人を輩出していることで知られる堀越高等学校のトレイトコース(旧・芸能活動コース)へ進学。
このコースの偏差値は38前後とされていますが、学力よりも芸能活動との両立を最優先に考えた特殊なカリキュラムが特徴です。
高校時代のエピソード
高校在学中、彼女の才能は一気に開花することになります。
2003年に公開された映画『ロボコン』で初主演を飾り、日本アカデミー賞新人俳優賞など数々の賞を受賞しました。
翌2004年には、社会現象を巻き起こした映画『世界の中心で、愛をさけぶ』のヒロイン、広瀬亜紀役に抜擢されます。
白血病の治療で髪を失うという難役を演じるにあたり、自らも実際に髪を剃り上げてスキンヘッドにするなど、その鬼気迫る役作りは大きな話題となりました。
この作品で第28回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞をはじめ、数々の映画賞を総なめにしたのです。
その後もドラマ『ドラゴン桜』といった話題作に立て続けに出演し、多忙を極めながらも見事に学業と両立させ、3年間で無事卒業しています。
同級生には女優の鈴木杏さんや元NEWSの手越祐也さんなどがおり、特に鈴木杏さんとは現在も親友として深い親交が続いているとのことです。
大学には進学していません
長澤まさみさんは、大学には進学していません。
高校卒業と同時に、女優業一本に専念する道を選択しました。
大学に進学しない選択について
高校在学中にすでにトップ女優としての地位を確立し、超多忙な日々を送っていたことが、大学に進学しなかった最も大きな理由でしょう。
彼女にとって、学問の追究よりも、女優として表現の道を極めることが最優先事項だったと考えられます。
その選択が正しかったことは、その後の輝かしいキャリアが何よりも雄弁に物語っています。
映画『モテキ』、『キングダム』シリーズ、『コンフィデンスマンJP』シリーズなど、数々の大ヒット作で観客を魅了。
特に映画『MOTHER マザー』では、その圧巻の演技で第44回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞するなど、国内外で高く評価され、数多くの権威ある賞に輝いています。
この記事のまとめ
- 長澤まさみさんは静岡県磐田市出身で、地元の小中学校に通った後、芸能活動のため中学2年で上京しました。
- 小学6年生の時に自ら応募した「東宝シンデレラ」オーディションで、史上最年少でグランプリを獲得し芸能界入りを果たしています。
- 高校は芸能活動と両立しやすい堀越高等学校のトレイトコースを卒業しました。在学中に『世界の中心で、愛をさけぶ』で大ブレイクを果たしたのです。
- 大学へは進学せず、高校卒業後は女優業に専念しています。
- 12歳での衝撃的なデビューから、地道な努力と役への真摯な姿勢で、日本を代表する実力派女優へと成長を遂げました。
- その活躍は国内に留まらず、今後も多方面でのさらなる飛躍が期待される存在です。
おわりに
12歳という若さで自らの意思で夢への扉を開き、学業との両立という困難を乗り越えながら、トップを走り続けてきた長澤まさみさん。
その道のりは決して平坦なものではなかったはずです。
しかし、一つ一つの作品に真摯に向き合う姿勢こそが、今日の彼女の圧倒的な存在感を築き上げてきたのでしょう。
国民的女優として、そして一人の表現者として、彼女がこれからどんな新しい顔を見せてくれるのか、ますます目が離せません。
ながさわ まさみ 長澤 まさみ |
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生年月日 | 1987年6月3日 |
出生地 | 静岡県磐田市 |
身長 | 169 cm |
血液型 | A型 |
職業 | 女優 |
ジャンル | テレビドラマ・映画・CM |
活動期間 | 2000年- |
著名な家族 | 長澤和明(父・サッカー指導者(ジュビロ磐田初代監督)) |
事務所 | 東宝芸能 |
公式サイト | 公式プロフィール |
主な作品 | |
テレビドラマ 『ドラゴン桜』シリーズ 『功名が辻』 『セーラー服と機関銃』 『プロポーズ大作戦』 『ラスト・フレンズ』 『天地人』 『都市伝説の女』 『真田丸』 『コンフィデンスマンJP』 『エルピス-希望、あるいは災い-』 映画 |
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