俳優として、CDデビューを果たさないまま独自のキャリアを築き、今や日本のエンターテイメント界に不可欠な存在である生田斗真さん。
彼の輝かしい活躍の裏には、どのような学生時代や経歴があったのでしょうか。
本記事では、彼の学歴、芸能界入りのきっかけから現在までの軌跡を深く掘り下げていきます。
この記事を読むとわかること
- 生田斗真さんの出身小学校・中学校・高校に関するより詳細な情報
- 各学校時代の具体的なエピソードや人柄
- 芸能界を目指した真のきっかけとオーディションの裏側
- 大学に進学しなかった理由と、俳優業への専念
- ジャニーズJr.時代から現在に至るまでの輝かしい経歴
生田斗真の学歴と芸能界での経歴・出生・家族構成・幼児期
1984年10月7日、北海道室蘭市で生を受けた生田さん。
父親、母親、そして4歳年下でフジテレビアナウンサーとして活躍する弟の生田竜聖さんという4人家族です。
兄弟仲は非常に良好で、SNSで仲睦まじいツーショットが公開されることもあります。
2歳の頃、父親の仕事の都合で神奈川県に移り住みました。
その整った顔立ちからハーフと噂されることがありますが、両親ともに日本人です。
幼少期のエピソード
幼い頃の生田さんに大きな影響を与えたのは、SMAPの熱心なファンだった母親の存在でした。
「息子がジャニーズに入ればSMAPに会えるかもしれない」という母親の思いから、11歳の時にジャニーズ事務所へ履歴書が送付され、これが彼の人生における大きな転機となるのです。
生田斗真の学歴と芸能界での経歴・小学校
生田斗真さんの出身小学校は、横浜市立鶴ヶ峰小学校である可能性が高いとされています。
その後、川崎市立宮前平小学校に転校したとの情報もあります。
小学校時代のエピソード
1996年、小学校5年生の時、母親が送った履歴書がきっかけとなり、見事ジャニーズ事務所のオーディションに合格。
11歳でジャニーズJr.としての活動をスタートさせました。
同期には後に「嵐」となるメンバーなどがおり、入所後すぐに頭角を現します。
入所からわずか2ヶ月後には、NHKの教育番組『天才てれびくん』に「てれび戦士」として抜擢され、2年間にわたりレギュラー出演。
番組の企画では、ウエンツ瑛士さんと共にバンド「ストロベリーパフェ」を結成し、CDデビューも果たしています。
生田斗真の学歴と芸能界での経歴・中学校
中学校は、最初に横浜市立本宿中学校に入学。
その後、川崎市立宮崎中学校へ転校し、卒業したと言われています。
中学校時代のエピソード
中学時代、ジャニーズJr.としての活動は本格化の一途をたどりました。
1997年には、後に「嵐」としてデビューする松本潤さん、二宮和也さん、相葉雅紀さんと共にユニット「MAIN」を結成し、絶大な人気を獲得。
同年、NHKの連続テレビ小説『あぐり』で俳優としての第一歩も踏み出しています。
しかし、共に汗を流した仲間たちが「嵐」として華々しくデビューする一方で、自身はメンバーに選ばれず、バックダンサーを務めるという大きな挫折を経験することに。
この時期は「ジャニーズの落ちこぼれ」と感じ、苦悩に満ちた日々を送っていたと、後に本人が語っています。
生田斗真の学歴と芸能界での経歴・高校
高校は、数多くの芸能人を輩出していることで知られる堀越高等学校(トレイトコース)へ進学。
このコースの偏差値は38~42とされています。
高校時代のエピソード
芸能活動と学業の両立を目指し、多くの芸能人が在籍する堀越高校のトレイトコースを選択しました。
同級生には歌舞伎俳優の尾上松也さんがおり、仕事が少ない不遇の時代を共に過ごし、「いつか一緒に歌舞伎をやろう」と固い約束を交わすなど、深い友情で結ばれていました。
この約束は、後にNetflixのドキュメンタリー『生田斗真 挑む』で感動的な形で実現することになります。
高校時代は、仲間たちが次々とCDデビューを飾っていく中で、自身の将来に深く悩み、一時は芸能界を去ることも考えた時期でした。
しかし、高校3年生の時に出演した劇団☆新感線の舞台で演劇の持つ力に心を揺さぶられ、俳優として生きていくことを決意。
この出会いが、彼のその後のキャリアを決定づける最大のターニングポイントとなったのです。
大学には進学していません
生田斗真さんは、大学には進学していません。
高校卒業後は、俳優業に専念する道を選びました。
大学に進学しない選択について
高校在学中に俳優としての道を歩むと固く心に誓っており、大学進学か仕事一本でいくかの選択を迫られた末、芸能活動に全てを捧げることを選びました。
高校卒業後、同級生の山下智久さんらと組んでいたユニット「FOUR TOPS」も、山下さんの「NEWS」加入に伴い自然消滅。
これを機に、特定のグループに所属せず俳優として道を切り開くという、当時のジャニーズ事務所では極めて異例のキャリアをスタートさせます。
その後、ドラマ『花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜』での好演が大きな話題を呼び、大ブレイク。
映画『人間失格』や『ハナミズキ』での繊細な演技は高く評価され、ブルーリボン賞新人賞やキネマ旬報ベストテン新人男優賞を受賞するなど、俳優としての地位を不動のものにしました。
この記事のまとめ
- 生田斗真さんは北海道室蘭市に生まれ、幼少期に神奈川県へ移り住む。
- SMAPファンだった母親が履歴書を送ったことをきっかけに、11歳でジャニーズ事務所に入所した。
- 高校は芸能活動と学業を両立しやすい堀越高等学校(トレイトコース)に進学している。
- 中学時代に仲間が「嵐」としてデビューする中、挫折を味わうも、高校時代に劇団☆新感線の舞台と出会い、俳優の道を志す。
- 大学へは進学せず、俳優業に専念する道を選択。ドラマや映画、舞台で独自のキャリアを築き、演技派俳優として高い評価を得ている。
- プライベートでは、2020年に女優の清野菜名さんと結婚を発表しました。
おわりに
ジャニーズJr.時代の挫折という大きな壁を乗り越え、演劇という新たな光を見出し、ひたむきな努力を重ねて俳優としての地位を確立した生田斗真さん。
CDデビューという既存のルートに固執することなく、自らの信じる道を切り開いてきた彼の姿は、多くの人々に勇気と感動を与えています。
これからも、唯一無二の俳優として、一人の表現者として、私たちを魅了し続けてくれることでしょう。
プロフィール | |
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生年月日 | 1984年10月7日 |
出身地 | 日本・北海道室蘭市 |
身長 | 175 cm |
血液型 | A型 |
活動 | |
デビュー | 1996年 |
ジャンル | 俳優、タレント |
事務所 | フリーランス(2023年 – ) |
著名な家族 | 生田竜聖(弟、フジテレビアナウンサー) |
配偶者 | 清野菜名(女優、2020年 – ) |
主な出演作 | テレビドラマ 『花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜』 『ウロボロス〜この愛こそ、正義。』 『俺の話は長い』映画 『人間失格』 『ハナミズキ』 『土竜の唄』シリーズ |
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