2020年の衝撃的なデビュー以来、若手実力派俳優として注目を集める奥平大兼さん。
彼の独特な存在感と高い演技力は、どのような学生時代や経歴を経て培われたのでしょうか。
本記事では、彼の学歴、芸能界入りのきっかけから現在までの軌跡を深く掘り下げていきます。
この記事を読むとわかること
- 奥平大兼さんの出身小学校・中学校・高校に関するより詳細な情報
- 各学校時代の具体的なエピソードや人柄
- 俳優を目指した真のきっかけとデビューの裏側
- 大学に進学しなかった理由と、その後の芸能活動への集中
- 俳優としての輝かしい経歴と主な受賞歴
奥平大兼の学歴と芸能界での経歴・出生・家族構成・幼児期
2003年9月20日、東京都で生を受けた奥平さん。
家族はご両親と4歳年下の妹さんとの4人家族であることが分かっています。
幼少期のエピソード
母親から聞いた話として、保育園に入る前の小さい頃、他の子たちが砂場で遊んで作ったものを片っ端から壊していたという、衝撃的な一面があったと明かしています。
小学生になると、お母様の勧めで6歳から12歳まで空手を習い、なんと初段の腕前を誇るまでになりました。
さらに、全国大会で優勝経験を持つほどの実力者だったというから驚きです。
また、同じ時期にクラシックピアノも習っており、芸術的な感性もこの頃から磨かれていたのかもしれません。
奥平大兼の学歴と芸能界での経歴・小学校
奥平大兼さんの出身小学校は公表されておらず、特定には至っていません。
しかし、ご出身が東京都であることから、都内の小学校に通っていたと推測するのが自然でしょう。
小学校時代のエピソード
小学生時代は、何と言っても空手に打ち込む毎日を送っていたようです。
全国武道空手道交流大会の「形」の部門で、2012年に優勝、2013年に3位、そして2014年には準優勝という、輝かしい成績を収めています。
この頃から、ひとつの物事に深く集中し、最高峰のレベルで結果を出すという才能の片鱗をすでに見せていたのですね。
奥平大兼の学歴と芸能界での経歴・中学校
奥平さんの中学校は、中高一貫校である東京成徳大学中学校である可能性が極めて高いと言われています。
ご本人がインタビューで「中高一貫校だった」と話しており、後述する高校の情報と合わせると、この中学校であると見て間違いないでしょう。
中学校時代のエピソード
中学校では、それまで打ち込んできた空手とは別の道を選び、バスケットボール部に所属して3年間活動に励んだそうです。
そして中学1年生の冬、彼の人生に大きな転機が訪れることになります。
渋谷駅の改札で友人を待っていたところをスカウトされ、芸能界への扉を開きました。
しかし、当初は芸能界に全く興味がなく、「自分にできるわけがない」と、むしろ少し嫌悪感すら抱いていたと語っています。
そんな彼の背中を押したのがお母様で、「所属するだけでもしてみたら?」という言葉に説得され、事務所に入所したのです。
それでも部活動を最優先したいという本人の強い意志があり、中学3年生で部活を引退するまでは、レッスンにも通わず本格的な芸能活動は行いませんでした。
奥平大兼の学歴と芸能界での経歴・高校
高校は、中学校からエスカレーター式で東京成徳大学高等学校に進学したとされています。
この高校はコースによって偏差値が異なり、52から65程度となっています。
高校時代のエピソード
部活動を引退し、高校進学と同時に本格的に芸能活動を開始。
しかし、まだ俳優業に強い関心があったわけではなく、あくまで「勉強のため」という気持ちで、人生で初めてオーディションに参加します。
それが、のちに彼の運命を決定づける映画『MOTHER マザー』でした。
演技未経験ながら、数百人もの応募者の中からメインキャストである周平役に大抜擢されたのです。
この作品で彼は、第44回日本アカデミー賞新人俳優賞、第63回ブルーリボン賞新人賞をはじめ、その年の映画賞の新人賞を総なめにし、鮮烈なデビューを飾りました。
高校時代は、俳優の仕事と学業の両立に励む日々だったようです。
インタビューでは「テストが多すぎること」に悩んでいたと、高校生らしい一面も覗かせています。
また、仕事の影響で少し「大人ぶっていた」時期もあったようで、「もっとキャピキャピしたかった」と、少し心残りがある様子で高校時代を振り返っています。
大学には進学していません
奥平大兼さんは、大学には進学していません。
高校卒業後は、俳優業に専念する道を選択しました。
大学に進学しない選択について
大学に進学しなかった明確な理由について本人が詳しく語ったことはありません。
しかし、高校在学中に俳優としてこれ以上ないほどの華々しいデビューを飾り、数々の栄誉ある賞を受賞しました。
その後も途切れることなく話題作への出演が続いていたことから、学業との両立の難しさや、俳優としてのキャリアに集中したいという強い意志があったことは想像に難くありません。
インタビューで、高校の友人たちが大学進学や就職など、それぞれの道を歩んでいることに触れ、「自分は役者の道を歩んでいる」と語っており、その決意の固さがうかがえます。
この記事のまとめ
- 奥平大兼さんは東京都出身で、中高一貫校である東京成徳大学中学校・高等学校を卒業した可能性が高い。
- 中学1年生の時に渋谷でスカウトされたことをきっかけに芸能界入りを果たした。
- 演技未経験で受けた映画『MOTHER マザー』のオーディションに合格し、俳優デビュー。この作品で数々の新人賞を受賞するという快挙を成し遂げた。
- 高校卒業後は大学へは進学せず、俳優業に専念する道を選んでいる。
- 幼少期に空手で全国優勝を果たすなど、一つのことに打ち込む高い集中力と、デビュー作で見せた繊細かつ力強い演技力が、現在の彼の輝きを支えていると言えるだろう。
- その独特の存在感と年齢を感じさせない高い演技力で、今後も多方面でのさらなる飛躍が大いに期待される。
おわりに
中学時代に偶然のきっかけから芸能界の扉を開き、演技未経験から一躍若手実力派俳優の仲間入りを果たした奥平大兼さん。
学業と両立させながら、着実に、そして驚異的なスピードでキャリアを積み重ねてきました。
彼のこれからの更なる飛躍から、ますます目が離せません。
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