百花(ひゃっか)のキャストと相関図

ドラマ

2022年9月に公開された映画『百花』(ひゃっか)。

主演は菅田将暉原田美枝子のダブル主演でした。

今回は” 百花(ひゃっか)のキャストと相関図”について解説していきますね!


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『 百花』ってどんな映画?

本作は、『モテキ』、『君の名は』『天気の子』などの数多くの映画のプロデューサー、川村元気が小説家として、自身の体験を元に執筆し、2019年に発表した4作目の小説「百花」を映画化したものです。

P.N.「ニクハミ」さんからの投稿
評価
★★★★☆
投稿日
2022-10-19
何をされてもすべての人に尊敬の思いを持たなければ、自分自身が惨めになってしまうと思いました。90歳の母にお土産を買って帰りました。大切な事に気づかせていただき、感謝です。

『百花』のあらすじ

レコード会社に勤務する38歳の主人公・泉(菅田)は、もうすぐ子供が生まれようとしていました。

そんなある日、母の百合子(原田)が認知症と診断されます

徐々に記憶を喪失していく中、ある事件をきっかけに息子とすれ違うようになってしまった百合子は、思い出の奥底にある秘密に手を伸ばし、一方の泉は過去に「一度、母を失った」事を思い出していきます…。

『百花』のキャスト

百花』のキャストは以下のとおりですが、ここではW主演の菅田将暉原田美枝子に加え、重要な役どころを演じる長澤まさみ永瀬正敏を紹介していきますね!

  • 菅田将暉
  • 原田美枝子
  • 長澤まさみ
  • 永瀬正敏
  • 北村有起哉
  • 岡山天音
  • 河合優実
  • 長塚圭
  • 板谷由夏
  • 神野三鈴

 葛西泉役  : 菅田将暉


                                                                   レコード会社に勤務する38歳の主人公。
母の認知症を介護する傍らで母にかかわる過去のある事件を思い出していく。

♢菅田将暉(葛西泉役)コメント

放送にあたり葛西泉役の菅田将暉さんから下記のコメントを頂きました。

「川村元気さんとはこれまで色んな現場でお会いし、何本もお世話になっているのですが、世界中を飛び回り常に新しいものを探し続けるその姿勢に、どこか超人めいた華やかさを感じていました。
しかし今回ご自身で書き、監督する「百花」を初めて読んだ時にびっくりしました。
こんなにも小さな、小さな小さな物語。
誰もが通る、親子の、家族の、褪せていく記憶の世界。
どうしようもない人間の性が溢れていて、原作小説を読みながら気づいたら泣いてました。


今、川村元気さん本人の手で残すべき作品だと思いました。
自分の曖昧な記憶と向き合い、忘れていく人間を自覚し、足掻いていこうと思いました。
そして、一生忘れられないテイクが生まれました。
原田さんとふたり、ボロボロになりました。
ふと思い出してはニヤニヤしています。
公開が楽しみです。
皆さまの記憶にこびりつき、明日がより豊かになる事を願っています」

 

♢菅田将暉プロフィール

生年月日:1993年2月21日
出生地: 大阪府箕面市
身長:176 cm
血液型:A型
活動期間:2009年 –
主な作品
テレビドラマ
『仮面ライダーW』『死神くん』『民王』『おんな城主 直虎』
『dele』『3年A組-今から皆さんは、人質です-』
映画
『共喰い』『海月姫』『セトウツミ』『溺れるナイフ』『銀魂』シリーズ『あゝ、荒野』『火花』『生きてるだけで、愛。』『アルキメデスの大戦』『糸』

 葛西百合子役  : 原田美枝子(はらだ みえこ)

原田美枝子
葛西泉の母親でピアノ教室を営んでいたが、認知症を患う。
女手ひとつで泉を育ててきたが、泉に対し過去に無責任ともとれる行動をしていた。

♢原田美枝子コメント

放送にあたり葛西百合子役の原田美枝子さんから下記のコメントを頂きました。

「私自身、母の記憶にまつわるドキュメンタリー映画をつくっていたので、この本をすごく面白く読ませていただきました。

当たり前だったことが次の瞬間分からなくなる、記憶を失っていく様をリアルにみせていくのは、非常に難しく大変でした。

また現在の自分と20歳以上若い過去の自分の両方を演じたりと、いろいろなチャレンジがあり、冒険をさせてもらった現場です。

原田美枝子
菅田さんは個性の強い方という印象だったんですけど、話し始めたらすごく素直で頼れる方で、たくさん支えてもらいました。

川村監督は俳優のことをちゃんと見てくださる方で、信頼して身を任せることができました。なかなかOKが出なかったシーンのロケで、ふと空を見た時、黒澤(明)さんや溝口(健二)さん、私の恩師である増村(保造)さんたちが並んで見守ってくれているような、不思議な感覚を味わいました。

みんなで魂を込めて作った作品です。楽しみに待っていてください!」

♢原田美枝子プロフィール
本名:石橋 美枝子
生年月日: 1958年12月26日

出生地 : 東京都豊島区
血液型 :A型
活動期間 :1974年 – 現在
主な作品:
映画
『恋は緑の風の中』『大地の子守歌』『乱』『火宅の人』
『雨あがる』『ぼくたちの家族』『蜩ノ記』
テレビドラマ
『北の国から』『太平記』『華麗なる一族』『坂の上の雲』『新参者』『流れ星』『幸せになろうよ』『僕のいた時間』『透明なゆりかご』『俺の話は長い』

 葛西香織役  : 長澤まさみ

長澤まさみ

泉と同じレコード会社で働く泉の妻。
初出産を控えている。

♢長澤 まさみコメント

放送にあたり葛西香織役の長澤 まさみさんから下記のコメントを頂きました。
川村監督は芯の根というものがすごくピュアな人だな、と思っています。

今まで色々な作品をご一緒させていただいてきた中でも、心が温かくて、よく俳優のことをみてくだっている方だと感じていますし、プロデューサーという立場で培ってきた川村監督の冷静さに、凄く信頼しています。

今回は、監督が撮りたいものが撮れればいいね、という話を菅田さんともするくらい、温かい気持ちにさせてくれる監督でした。

長澤まさみ

共演させていただいた菅田さんは、軟体動物みたいに何にでもなれちゃう凄い人だな、と改めて思いました。

人の、隙間に入り込んでくる感じや、その観察力、かといって威圧感を与える人ではないですし。この人なら信頼が置けると思いました。

本作は、記憶なのか、現実なのか、幻想なのかわからない描写が沢山あるので、そういうところが、どんな映像になってくるのかが楽しみです。

きっと映画館で観るべき映画になるんだろうなと思っています。

♢ 長澤 まさみプロフィール
本名:(同じ)
生年月日:1987年6月3日

出生地 : 静岡県磐田市
身長 :168 cm

血液型 : A型
活動期間 :2000年 –
主な作品:
映画
『クロスファイア』『ロボコン』『世界の中心で、愛をさけぶ』『ゴジラ FINAL WARS』『涙そうそう』『そのときは彼によろしく』『モテキ』『太平輪』『海街diary』『アイアムアヒーロー』『銀魂』シリーズ『散歩する侵略者』『50回目のファーストキス』『マスカレード』シリーズ『キングダム』『コンフィデンスマンJP』シリーズ『MOTHER マザー』『シン・ウルトラマン』

テレビドラマ
『ドラゴン桜』『功名が辻』『セーラー服と機関銃』『プロポーズ大作戦』『ラスト・フレンズ』『天地人』『都市伝説の女』『真田丸』『コンフィデンスマンJP』

 浅葉洋平役  : 永瀬 正敏(ながせ まさとし)

永瀬 正敏

泉の母・百合子(原田)の秘密を知り、事件と深い関わりを持つ男

♢永瀬正敏コメント

放送にあたり浅葉洋平役の永瀬正敏さんから下記のコメントを頂きました。

撮影を通して、川村監督は、自分の撮っている画の中にいらっしゃる人達や物達に、凄く愛情をもっていらっしゃるのを感じましたし、その分、画の作りには厳しい”ぶれない監督”でした。
1シーン1カットで作っていくというのは、かなりの勇気がある決断だと思うので、現場では、監督やスタッフの皆さん・共演者の皆さんと、一緒にその決断をしっかり受け止めつつ、楽しみたいなと思いながら撮影していました。

永瀬 正敏

また、共演させていただきました、原田美枝子さんは、デビューする前から、尊敬する俳優さんで、今まではここまで深くがっつり心を通わせる役で、ご一緒したことがなかったので、とっても嬉しかったです。

この作品は、原作も監督が書かれていて、「今の時代にどうしてもこの作品をとりたい」という思いが、深く深く染みこんでいる作品だと思います。

様々な世代の、色んな立場の人が、本作のキャラクターを追って、楽しんで観ていただける作品になっていると思います。

♢永瀬 正敏(ながせ まさとし)プロフィール
本名:(同じ)
生年月日:1966年7月15日
出生地 : 宮崎県都城市
身長 :172cm

血液型 : B型
活動期間 : 1983年 –
主な作品:
映画
『ションベン・ライダー』『息子』『誘拐』『隠し剣 鬼の爪』『姑獲鳥の夏』『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』『あん』『光』『カツベン』

テレビドラマ
『時にはいっしょに』『ママはアイドル』『卒業』『私立探偵濱マイク』『オリバーな犬、 (Gosh!!) このヤロウ』
外国映画
『ミステリー・トレイン』『コールドフィーバー』『KANO 1931海の向こうの甲子園』『パターソン』

『百花』の相関図

『百花』の相関図
⤴こちらが『百花』の相関図です。

『百花』のスタッフとコメント

  • 原作・監督・脚本:川村元気

川村元気コメント

あなたは誰?』五年前に私のことを忘れてしまった祖母。

徐々に記憶を失っていく祖母と向き合いながら、私自身が様々なことを忘れていたり、記憶を書き換えながら生きていることに気付かされました。

人間は体ではなく記憶でできている。

どうしようもない瑣末な記憶ですら、それらは複雑にその人に根ざし、その人を形成している。

そんな実感から生まれた小説が『百花』でした。


原作小説を読み、すぐに電話をかけてきてくれた菅田将暉くん。

脚本や芝居について、何度も話し合いを重ねた原田美枝子さん。

監督をしながら自分で書いた物語の記憶は散り散りになり、いまは素晴らしいスタッフ、キャストと共有する記憶として再構成されています。

目下編集中ですが、菅田将暉原田美枝子の凄まじい姿が映っていることだけは確かです。

完成をしばし、お待ちいただければ幸いです

『百花』公開日

『百花』の公開日は、2022年9月9日でした。

『百花』おわりに

ここまで、” 百花(ひゃっか)のキャストと相関図”を解説してきました。

原田美枝子菅田将暉という実力女優と俳優のw主演。

脇を固める長澤まさみ永瀬 正敏のの他北村有起哉、岡山天音、河合優実長塚圭史、板谷由夏、神野三鈴

とっても感動的な映画でしたね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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