竹寺として知られている報国寺の魅力は、境内にミシュランガイドで三ツ星を獲得している孟宗竹約2000本からなる竹の庭。
さらに境内の隅にはジャパニーズカフェとも言うべき茶席があり竹を見ながら抹茶を頂く事が出来ます。
今回は”【報国寺の見所】竹林を愛でながらカフェ・休耕庵で抹茶を頂く贅沢”というテーマで解説していきますね!
因みに自己YouTubeチャンネルでも関連動画を配信していますので、合わせてご視聴いただければ幸いです。
山門から参道・鐘楼を通って受付へ
「休耕庵」に行くには「薬医門」という山門から入ります。
2007年(平成19年)3月に再建された「薬医門」。
どっしりとしていながらも周りの景色に溶け込んでいますね。
因みに報国寺の駐車場には人力車が駐車中でした!
開門は9:00閉門は16:00です。
参道は苔むして趣があり、所々にお地蔵さんや仏像が配置され、まさに「まんが日本昔話」の世界。
空気も何となく浄化されて「良い気」が充満している様な…。
参道の突き当りを右に緩やかに登ると鐘楼(しょうろう)があり、その先が本堂。
本堂には報国寺本尊・釈迦如来像が祭られ、鎌倉市の指定文化財となっています。
そして本堂の横の受付で拝観料を払って受付左の竹の庭へと進みます。
報国寺竹の庭の拝観料は?
山門から本堂まで来ましたが、「休耕庵」があるのは竹の庭の中の為、拝観料がかかります。
「休耕庵」では金銭のやりとりが出来ない為、「休耕庵」で抹茶を堪能するなら「是非抹茶券付き拝観料」を買いましょう!
因みにメニューは抹茶(干菓子付き)の1種類のみです。
報国寺「竹の庭」って完全「和」の世界!
「竹の庭」の入口を抜けるとここが竹寺と言われているのも頷ける程、空に向かって一直線に伸びる竹・竹・竹。
「竹ってこんなに長いんだっけ?」きっとかぐや姫の舞台もこんな所だったんでしょうね。
陽だまりはここもまた苔むしていい感じ。
可愛いお地蔵さんも報国寺によく合いますね!
報国寺のカフェ「休耕庵」で至福の時間
竹林の間を暫く歩くと何やら東屋が。
そうですここが「休耕庵」。
ようやくたどり着きました!
近づいてみると茶の香りが漂ってきます。
受付で買ったチケットを店員さんに渡すと、席(縁台)に案内され、程なく抹茶と落雁が運ばれて来ます。
ここで入れたてのお抹茶を頂きます。
小さい落雁が2つほど付いていますが、抹茶の苦みに良く合う甘さ。
口の中でス~ッと溶けます!
因みに、緑色の落雁は竹の絵柄が描かれていますが、ベージュの落雁に描かれているの
は足利氏の家紋の足利二つ引両です。
竹を見ながら寛ぎのひと時。
「休耕庵」の縁台は竹林に向かって湾曲に配置されている為、竹林をじっくり愛でる事が出来るんですね!
ときおり、ざわーっと吹く風で竹林が揺れ、また左手にある小さな滝から、水の落ちる音が心地よく響きます。
竹林のバックはザックリとした岩。
報国寺は巨大な岩に囲まれているんですね。
ただ、岩をくり抜いて作った足利一族の墓(やぐら)がちょっと物悲しいです。
”夏草や兵者どもの夢の跡”なんて句が似合いそうですね.
報国寺の竹林・ 見頃はいつ?
ただ、1月は梅、4月は桜等、どの季節に行ってもなんらかの花が咲いているので、自分の好きな花が咲く時期に行くのもいいかも知れませんね!
因みに11月下旬の報国寺は、リンドウや、赤や黄色の実を付けた南天。
水仙等が咲いていました。
11月25日現在一部紅葉もありましたが、全体的には色ずいていませんでしたので、12月前半位のほうがいいかもしれません。
休耕庵へのアクセス
鎌倉駅東口から京急バス鎌倉霊園正門前大刀洗行き・金沢八景行き/ハイランド行きに乗車し浄明寺で下車(乗車時間は10分ほど)、徒歩すぐです。
基本情報
店名 | 休耕庵 (きゅうこうあん) |
電話 | 0467-22-0762 |
住所 | 神奈川県鎌倉市浄明寺2-7-4 |
アクセス | 鎌倉駅東口から5番線のバスで「浄明寺バス停」下車、徒歩3分 |
営業時間 | 9:00〜16:00 |
定休日 | なし |
HP | https://houkokuji.or.jp/ |
おわりに
ここまで”【報国寺の見所】竹林を愛でながらカフェ・休耕庵で抹茶を頂く贅沢”というテーマで解説して来ました。
鎌倉に来たら是非訪れたいスポット「報国寺」。
その境内の「休耕庵」というカフェで抹茶を頂く。
絶対おススメです!
最後まで読んで下さりありがとうございました。