【大河ドラマ】小泉孝太郎が壇ノ浦の戦いで菅田将暉と対戦!壇ノ浦の場所はどこ?どんな戦い?

壇之浦の戦いの絵巻物 ドラマ

三谷幸喜脚本・小栗旬主演の2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』。

平宗盛(小泉孝太郎)が義経(菅田将暉)率いる源氏に周りを固められた中、背水の陣で望んだ壇ノ浦の戦い。

今回は”【大河ドラマ】小泉孝太郎が壇ノ浦の戦いで菅田将暉と対戦!壇ノ浦の場所はどこ?どんな戦い?”について解説いたしますね!

壇之浦の戦い絵巻


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『壇ノ浦の戦い』はどこか?

『壇ノ浦の戦い』のあった場所はどこか?答えはむかし風に言えば「長門国赤間関壇ノ浦」。

現在の現在の山口県下関市彦島なんですね。。

『壇ノ浦の戦い』はどんな戦い

九州に渡り体制を立て直そうとした平家は、その九州も源範頼に制圧され後がありません。

そうした絶望感の中、平氏の主な戦力は伝統ある水軍。

すなわち海上戦を得意としており、本拠地の海上で戦う壇之浦戦では圧倒的に優位だったんですね。

対する源氏は、もともと水軍は持っておらず、屋島の戦いで初めて導入された為、海上戦においては平家に一歩も二歩も遅れていました。

潮の流れをつかめ!

壇之浦の戦いで勝敗を分けた重要なポイントは壇之浦での潮の流れと言われています。


出典:Wikipedia『壇之浦の戦い』

開戦初期

壇ノ浦の戦いが始まると、平氏は潮の流れや満ち引きに合わせて船を操り、源氏を翻弄(ほんろう)。

平家有利の展開に持ち込んでいきます。

出典:Wikipedia『壇之浦の戦い』

源氏の盛り返し

ただ、ここまで連勝に次ぐ連勝で息のあがる源氏。

『非戦闘員である水夫を打たないのがこの頃(平安時代)の水軍の暗黙のルール』

しかし、義経は敢えてこれを犯し、次々と漕ぎ手に矢を放つ作戦を実行。

この効率的な作戦が効を奏し源氏が次第に盛り返し、持久戦へと持ち込みます。

(加えて『平家物語』によると平家方に幾人かの裏切りがあったとも記されています。)

そして、時間が長引いた分、潮の流れが逆になり、その流れに乗った源氏は、怒濤のごとく平家を攻め立てます。
壇之浦の戦いの絵巻物
これで『平家であらずんば人でなし』と世を謳歌(おうか)した平家の面々も討ち取られ、あるいは入水し、時に乗船していた安徳天皇は崩御。

三種の神器の一つである宝剣(天叢雲剣)も海に没してしまうんですね。

以降は江戸末期まで、鎌倉殿を始めとした武家政治が続いて行きます。


出典:Wikipedia『壇之浦の戦い』

その後の平宗盛の運命はどうなったか?

ところで、宗盛は壇ノ浦の戦いで入水して亡くなったのかというと『平家物語』によると、一度息子=清宗(きよむね)と海に身を投げたものの、カナズチ…ではなく逆に泳ぎが達者な親子!

習性でつい泳いでしまい2人揃って源氏にとらえられてしまうんですね。

やがて、義経に護送された平宗盛・清宗父子は鎌倉の手前の腰越・万福寺へ向かいますが、義経はここから先は入れず※、義経とは別れて鎌倉へ。

万福寺
因みに敗軍の将として頼朝と対面する宗盛。『吾妻鏡』などでは、「命乞いするばかり」と蔑(さげす)んで記してありますが、史実はどうなんでしょうね。

命乞いは人間として当たり前のことの様に思いますが…。

その後、京都へと戻される事になった宗盛父子は、京に戻ることなく、元暦二年(1185年) 6月21日、京の手前、近江国(滋賀県)の篠原にて斬首されてしまいます。

※任官する時は頼朝の許可を得てからとの軍律を義経が無視して勝手に任官したことや、鎌倉御家人の梶原景時による讒言が原因で、頼朝は義経を敵視して、腰越の万福寺から先の鎌倉には入れなかった。

江ノ電のそばの万福寺
腰越状で有名な万福寺は江ノ電・腰越駅から徒歩で5分

名称満福寺(マンプクジ)
住所〒248-0033  神奈川県鎌倉市腰越2-4-8
拝観時間9:00~17:00
料金大人 200円 高校生以上
中学生・小学生 100円
その他創建年代: 729~749
宗派: 真言宗 大覚寺派
ホームページhttp://www.manpuku-ji.net/

 

平宗盛役小泉孝太郎コメント

 

小泉孝太郎
では、今回の大河で平宗盛を演じる小泉孝太郎さんのコメントをお伝えしますね!

僕が初めて大河ドラマにオファーをいただいた作品が「義経」でした。そのとき平宗盛は鶴見辰吾さんが演じられていました。偉大な清盛の後継者である、宗盛。二代目の苦悩、そして父親として家族への純粋な愛情を持っている宗盛の姿が印象的でした。宗盛は弱々しいイメージがある人物として描かれることが多いですが、今回の「鎌倉殿の13人」では、三谷さんにどのように描かれるのかとても楽しみにしております。    掲出先 : NHK PRより

源義経役菅田将暉コメント

菅田将暉
そしてさらに今回の大河で源義経役を演じる菅田将暉さんのコメントをお伝えします!

「悲劇の武将」といわれ、ドラマチックに描かれることが多い人物ではあるけれど、意外と創作されているエピソードも多く実体がよくわからないところが演じるうえでは興味深いと思っています。
いつも歴史上の人物や実在の方を演じるときに心がけているのは、“血の通わせ方”“綺麗事きれいごとで終わらせない”ということ。特に義経は綺麗なイメージがあるので、生々しく、義経は生きていたんだと僕自身も実感しながら演じていきたいです。 掲出先 : NHK PRより

おわりに

ここまで、”【大河ドラマ】小泉孝太郎が壇ノ浦の戦いで菅田将暉と対戦!壇ノ浦の場所はどこ?どんな戦い?”について解説致しました。

『鎌倉殿の13人』の前半の重要な戦いの一つ『壇ノ浦の戦い』。

【非戦闘員である水夫を打たない】という暗黙のルールを破ってまでも勝ちに走った鬼気迫る義経に対し、最後まで品格漂う小泉孝太郎の平宗盛が印象的でした!

最後まで読んで下さりありがとうございました。

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