今日はタカラです!
11月1日から放送予定の2021年度後期放送のNHK「連続テレビ小説」
通称、「朝ドラ」の第105作目は「カムカムエブリバディ」。
…ん?
そもそも…。
- カムカムエブリバディって何?
- 「ラジオ英語講座」との係わりは?
今回は”【朝ドラ】カムカムエブリバディ とは?「ラジオ英語講座」との係わりは?”について解説いたしますね。
『カムカムエブリバディ』
今回の「朝ドラ」は昭和から令和の3つの時代を「ラジオ英語講座」と共に生きた祖母、母、娘の3世代のヒロインの100年におよぶ家族の物語を、岡山、大阪、京都を舞台に描かれたハートフルコメディ(藤本有紀作)なんですが、『カムカムエブリバディ』はその「ラジオ英語講座」のテーマ曲“Come, Come, Everybody”なんです。
「ラジオ英語講座」のテーマ曲がドラマの題名になったのは何故?
「ラジオ英語講座」のテーマ曲が今回の朝ドラの題名になったのは何故かというと、午後6時から流れるこのテーマ曲が国民的愛唱歌として大衆から支持された事にあるんですね。
「証城寺の狸囃子」の曲の替え歌
この「ラジオ英語講座」は戦後1946年2月から5年間。
NHK第一放送で午後6時から15分間放送だったんですが、曲は動揺「証城寺の狸囃子」の替え歌♬
証 証 証城寺 Come, come, everybody.
証城寺の庭は How do you do, and how are you?
ツ ツ 月夜だ Won’t you have some candy,
みんな出て 来い来い来い Won’t you have some candy,
おい等(ら)の友達ァ Let’s all sing a happy song,
ぽんぽこ ぽんの ぽん Sing tra-la la la la
暗い世相の中で明るくひょうきんなリズムが人々を魅了
この時代はまだ戦後の混沌とした時、敗戦という暗い世相の中で明るくひょうきんなリズムが人々を魅了。
作詞したのはその英語会話講座を担当した平川 唯一(ひらかわ ただいち、1902年2月13日 – 1993年8月25日)は、日本放送協会(NHK)のアナウンサー。
英語会話の内容も(彼が毎日深夜までかかって用意した)平均的な日本人家族の日常会話を題材とした寸劇。
通常、語学講座は大学教員が兼務で担当する難しいものでしたが、敢えて、日本人の心情を題材としたことが庶民に大うけでした。
また「カムカムおじさん」とした彼の許には総計50万通ものファンレターが届き、日本の英語ブームの元祖火付け役となったんですね。
歌手のさだまさしが「カムカムおじさん」に!
このラジオ英語講座「カムカム英語」の人気講師・平川唯一役を歌手のさだまさしさんが担当します。
「カムカムエブリバディ」のまさにキーパーソン役を演じるさださんは、こんなふうに心境を明かしていました。
『連続テレビ小説からのお誘い』と聞き、最初は主題歌のオファーかとおもが歌えるぞ、と期待したら大違い(笑い)。驚きの『出演』でした。
「芝居は慣れていませんが平川唯一さんの役で、ラジオの声が主だと聞き、ホッとしています。終戦直後の暗い時代を生きて『日本を明るくするため』に頑張った平川さんのことを思うとき、新型コロナウイルスに苦しんだ日本の未来へ、連続テレビ小説で日本を明るくするお手伝いができたら幸せです。お声がけいただき光栄です」 掲出先:MANTANWEB(まんたんウェブ)2021年3月22日
まとめ
記事タイトル ”【朝ドラ】カムカムエブリバディ とは?「ラジオ英語講座」との係わりは?” について解説致しました。
戦後の混沌とした時代に少しでも明るい時代を取り戻そうとした「ラジオ英語講座」と明るくひょうきんな「ラジオ英語講座」のテーマ曲『カムカムエブリバディ』
そうした経緯に感動ですね。
最後まで読んで下さりありがとうございました。
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