「横浜大さん橋」の中に絵馬がかかっているのを見たことがありますか?
(えっ!神社も無いのに…)
そうなんです!神社も無いのに何故絵馬が?
不思議?
今回は横浜大さん橋の絵馬に係わる謎を解明していきますね!
横浜大さん橋とは?
元々大さん橋というのは、横浜港としての国内※や、外国航路の客船のナンバーワンの埠頭なんです。
※注: 大さん橋を拠点とする船
- 豪華客船「飛鳥II」
- 横浜港周遊船「ロイヤルウイング」
- 伊豆諸島への離島旅客航路 「東海汽船」
建物の長さ 約430m、構造・規模 地下1階、地上2階建て・鉄骨造
高さ 約15m、
幅 約70m
全体床面積 約44,000m
故国までの危険な航海の安全を3塔に願つた外人船乗り
そんな大さん橋で、何故、絵馬なのかと言うと大さん橋の屋上から見える塔をトランプになぞらえた「横浜三塔」【県庁(キング)、横浜税関(クイーン)、横浜市開港記念会館(ジャック)】が関係してるみたいなんですね。
県庁(キング)⤴
横浜税関(クイーン)⤴
横浜市開港記念会館(ジャック)⤴
なんでも昭和初期。横浜港に入港する外国の船員さんたち。
そこで、「大さん橋絵馬〈EMA〉」はその3塔をモチーフとしたオリジナルの絵馬として、ここに訪れた人が、恋愛成就や合格祈願などの願い事を心を込めて書いてつるす様にして、大さん橋の新たな観光スポットとしたんです。
因みに、毎年3月10日は語呂合わせで、さん(3)とう(10)(三塔)と読んで、この日の前後3日間に、記念コンサートや、ジャックの塔(通常は非公開)に登るツアー等、開港記念会館を中心にとして3塔でいろいろな催しが開催されています。
大さん橋の絵馬に書かれた願い
始まったのは、2017年の12月からですが、今でも好評の様子で「絵馬という日本文化を外国人客にも体験してほしい」という担当者の言葉どおり日本語以外で書かれた絵馬もありました!
あとは、世相を表す「コロナ収束の願い」とかもありました。
絵馬は1枚500円(税込み)で同じ階のインフォメーションで購入できますので、願いを叶えたい方は是非ご利用下さいね。
大さん橋へのアクセス
最寄駅は日本大通駅(みなとみらい線)・元街中華街駅(みなとみらい線)・関内駅(JR)からになります。
・元街中華街駅から徒歩約18分
・関内駅から徒歩約20分
最後に:
こんなおおきな絵馬が励ましてくれました!
皆さま横浜大さん橋の絵馬で是非願いを届けましょう!