加藤シゲアキさんといえばアイドルグループNEWSのメンバーだけでなく、俳優、タレント、そして最近は加藤シゲアキ=小説家と言える程の売れっ子小説家でもあるんですね!
今回はそんな ”加藤シゲアキさんの小学校から大学までの学歴(偏差値)と芸能界での経歴”をご紹介致しますね。
加藤シゲアキの出生・幼少期
加藤さんは1987年7月11日広島県広島市に生まれ、4歳から10歳まで大阪府豊中市で育ちます。
家族構成は、両親と本人の3人家族、一人っ子なんですね。
夜は川の字になって寝ていたのかな?
答えは意に反して幼少期から親とは別々に1人で寝ていたそう。
両親の教育方針として【自立心を養って欲しい】というものがありそうさせたとか。
ただ加藤さんはそれが嫌で仕方なかったと言っていました。
また、RPGゲームが好きでこの頃からフィクションの小説を書いていたりしました。
加藤シゲアキの学歴・小学校
加藤さんの小学校は横浜市立北綱島小学校です。
小学校1年生の頃から塾に通い、勉強も出来た加藤さんは、どちらかと言うと内気でおとなしい性格。
ただそれを悟られてイジメられない様に「生意気で口汚い事を言ったり、気付かないうちにイジメっコになっていたり」とかなりの嫌われキャラを演じていました。
この状況は少なくとも、小学4年生の時横浜に移転し転校という形で解決したと思いますが、加藤さんはそのころの自分を、今でも反省している様子でした。
また、加藤さんが芸能界に入るきっかけとなったのはピアノを弾く香取慎吾をtvで観た事。元々子供の頃から芸能界には興味があつたがピアノを弾く香取慎吾を観て想いが深まったそう。
小学生の時に『青いイナズマ』とか歌っていた。慎吾君(香取)はピアノを弾いていて、僕もピアノを習っていたので、その姿がかっこよくて憧れた。いつかああいうステージに入ってみたいなと思ったのが、すごくきっかけにあった
掲出先:デイリー2016.12.30
息子の夢を叶えようと頑張ったのはお母さん。
ジャニーズ好きの友達に相談し、加藤さん小学4年生の時に『8時だJ』のオーディションに履歴書を送ったそう。
『8時だJ』:ジャニーズJr.の冠番組でMCにヒロミや滝沢秀明を起用して好評を得ていた。
しかし1年半の間回答は途絶え、1999年、小学6年生の時にやっと オーディションの連絡が入り合格。
1999年4月18日、11歳6年生の時晴れてジャニーズ事務所に入所。
そして同年8月の『怖い日曜日 友達のJ君』(日本テレビ系)で俳優デビューを果たします。
しかし、この時期、加藤さんにとっては中学受験を控えた大切な時期で止む無く活動の一時休止を申し出ることに…。
しかし入ったばかりでの活動休止が生意気だと捉えられ、事務所に連絡しても社長に取り次いでもらえず、直接喜多川社長に電話したところ、やっとの事で了解を得た加藤さん。
加えてその頃、慶應義塾高校に通っていた嵐の櫻井翔さんまで紹介してもらいました。
中学受験が迫っていたので『休ませてください』とお願いしたら生意気だと見られ、悔しくて直接ジャニー(喜多川社長)さんに電話しました。そうしたら『何時に来い』と。あの頃は怖い物知らずでしたね。社長が当時、慶応に通っていた(嵐の)櫻井君に会わせてくれて、受験に理解を示してくれました
掲出先:archive today2016年5月6日
加藤シゲアキの学歴・中学校
加藤さんの中学校は青山学院中等部(偏差値64:難関)です。
実はぼく、補欠で1番だったんです。合格者欄に名前がなくて
がっかりしていたら、補欠者の1番上に名前があった(笑)。その場ですぐに繰り上がり合格が決まって、地獄と天国をいっぺんに見たような気分でした」
掲出先:AERAdot 2022/07/01
シゲ
中学生ハセケン可愛い(´ω`*)
社会人ハセケンかっこいい(´ω`*)#加藤シゲアキ#加藤成亮#長谷川賢#3年B組金八先生ファイナル pic.twitter.com/SAeL6HOvXf— cct (@cct42) March 26, 2019
また勉学では中学の受験時、芸能活動を休止したという苦い思い出から「どんなに忙しくても、定期テストの勉強は1週間前から始める」というルールを作り必ず実行した加藤さん。
芸能人だから成績が悪いと思われたくないというプライドもあり、頑張った分、テストの点数はいつも良かったそうです。
芸能活動で忙しい加藤さんでしたが、少なくとも学校にいる間は一人の生徒としての時間を過ごすことができたと回想。
何より、映画や本好きの友達が一杯出来た事は人生の転機になったようですね。
加藤シゲアキの学歴・高校
加藤さんの高校は青山学院高等部です。
偏差値は驚きの72。
主な卒業生にはミュージシャンの尾崎豊さんや俳優の高橋克典さんの他、ジャニーズでは「Travis Japan」の川島如恵留(かわしまのえる)さんがいます。
高校での授業料については自分で払う事を決めた加藤さん。
小さい頃から共働きで育ててくれたので、恩返しに「何か趣味を楽しめば」と提案したところ、手芸の学校に行き、ポーチやメガネ拭きを作ってくれたそう。
微笑ましいですよね!
芸能活動については高校1年生の2003年9月10日、ジャニーズJr.の中から9人編成の新ユニット『NEWS』が結成され、加藤さんもメンバーとして加入します。
しかし『NEWS』のメンバーの中でも、存在感が薄い自分に気づいてしまい、「最初輝いていたのは、未来じゃなくて俺以外のメンバーだった」、「補欠扱いだった」「俺がいなければ、NEWSはもっと上にいけるはず」「だんだん情緒不安定になっていった」と後に語っています。
加藤シゲアキの学歴・大学
加藤さんの大学は青山学院大学法学部法律学科(偏差値69~71)です。
後に作家デビューする加藤さんですから文学部かと思いましたが、法学部。
何故法学部だったのかと言うと、青学の法学部は卒業論文が無く芸能活動との二股もやりやすかった事と、かっこいいイメージがするからだそうです。
ただ、法学部には友達が少なく、昼食を1人で食べることも多かったんだそう…。
理由は内部進学で進んだ仲の良い友達は経済学部や経済学部に進学してしまったからだとか。
そして寂しかったのは卒業式。
これまで、嵐・櫻井翔(慶応義塾大学)、NEWS小山慶一郎、山下智久(明治大学)の卒業式では会場に多くのマスコミが詰めかけ取材合戦してきましたが、加藤さんの場合はまったくのスルー。
また、同じ学部に進学していた歌手の谷村奈南さんは”学業と音楽活動を両立させた”ことが評されて、法学部学部長賞を授与。
対して加藤さんは何もなく、一人マスクで顔を隠して(因みにコロナ流行以前)ひっそりと式に参加。
終了後の友達との集まりにも『仕事があるから』と参加せずに帰って行ったそう。
仮にもジャニーズのスターの卒業式なのに寂しすぎますね。
加藤シゲアキの芸能界での経歴
2010年3月青学を無事卒業した加藤さん。
翌月から連続ドラマ『トラブルマン』で初の主演を演じます。
そして2011年には活動名を「加藤成亮」から「加藤シゲアキ」に変更し、処女作「ピンクとグレー」小説家デビュー。
※因みにジャニーズのタレントの小説執筆は初めて。
以来下記の作品を執筆する等、期待のヒットメーカーになって行きます。
- 『閃光スクランブル』(2013年11月25日)
- 『Burn. -バーン-』(2014年3月21日)
- 『傘をもたない蟻たちは』(2015年6月1日)★短編集
- 『チュベローズで待ってる』(2017年12月12日)
- 『できることならスティードで』(2020年3月20日)
- 『オルタネート』(2020年11月19日)
2016年『傘をもたない蟻たちは』フジテレビ系で連続ドラマ化。
同年、『ピンクとグレー』は映画化され、2017年には翻訳版が台湾、香港、マカオで発売されました。
作品の評価としての受賞歴は下記のとおり。
2017年 『チュベローズで待ってる』が第8回Twitter文学賞を受賞。
2021年 エッセイ『できることならスティードで』第10回うつのみや大賞 特別賞を受賞。
また、『オルタネート』については下記の賞を受賞またはノミネート。
⓶2021年・本屋大賞ノミネート(最終8位)
⓷2021年・第42回吉川英治文学新人賞
⓸2021年・第8回高校生直木賞
⓹ 2021年・ダ・ヴィンチ「BOOK OF THE YEAR 2021」小説部門 第1位
そして、2021年5月、『傘をもたない蟻たちは』に収録された短編小説「染色」の舞台化作品が、第66回岸田國士戯曲賞の最終候補作品にノミネート。
加藤シゲアキさんが執筆された舞台「染、色」の戯曲が、第66回岸田國士戯曲賞の候補となりました!
本当におめでとうございます。舞台の原作短編小説「染色」は、『傘をもたない蟻たちは』に収録されています。
美大生の葛藤を描いた作品を小説でもぜひお楽しみください。 pic.twitter.com/lPh7Prb3cc— 『傘をもたない蟻たちは』公式アカウント (@kasaari_book) January 31, 2022
この作品で加藤さんは脚本家としてもデビュー。
その他ドラマ、バラエティー番組にも出演する等様々な実績を積み上げ現在に至ります。
加藤シゲアキの学歴と経歴・まとめ
ここまで ”加藤シゲアキさんの小学校から大学までの学歴と芸能界での経歴”をご紹介してきました。
- 広島県広島市に生まれ、4歳から10歳まで大阪府豊中市で育つ。
- 【自立心を養って欲しい】という教育方針から幼少期から1人で寝ていた。
- 小学2年生時、嫌われキャラを演じてクラス中の生徒から無視された。
- 芸能界に入るきっかけとなったのはピアノを弾く香取慎吾をtvで観た事。
- 1999年、小学6年生の時にジャニーズ事務所に入る。
- 1999年8月『怖い日曜日 友達のJ君』(日本テレビ系)で俳優デビューを果たす
- 中学受験を控えた大切な時期の為活動の一時休止を申し出る。
- これが生意気だと捉えられ、誤解を受けるが直接喜多川社長に電話し了解を得る。
- 青山学院中等部偏差値64に入学。
- 2年生の時J-Supportのメンバーに選ばれ「3年B組金八先生」にも出演した。
- 青山学院高等部偏差値72に入学。
- 高校での授業料は自分で払う事にして母に手芸の学校に行かせた。
- 2003年9月10日、『NEWS』が結成され加藤さんもメンバーとして加入。
- 青山学院大学・法学部・法律学科偏差値(69~71)に入学。
- 芸能人の卒業式なのにマスコミがまったく来なかった。
- 2010年4月連続ドラマ『トラブルマン』で初の主演を演じる。
- 2011年には活動名を「加藤シゲアキ」に変更し小説家デビュー。
- 以来、数々の作品を世に送り出しヒットメーカーになる。
1999年11歳6年生から2010年年3月大学卒業まで芸能界と学業を両立させ、卒業後は本業に加え小説家としても活躍する加藤さん。
とっても多才ですよね!
この先も加藤シゲアキさんの更なる活躍を期待しています。
最後まで読んで下さりありがとうございました。
♦加藤シゲアキさんのプロフィール
本名:加藤成亮 (カトウシゲアキ)
ニックネーム :シゲ
生年月日:1987年7月11日
出身地:大阪府豊中市(出生地は広島県広島市)
血液型:A型
身長 :175 cm
趣味:読書・音楽鑑賞・映画鑑賞・ギター・写真撮影・釣り
特技:一輪車・料理作り
事務所 :ジャニーズ事務所
活動時期 :1999年 -
主な作品:
テレビドラマ
『3年B組金八先生(第6シリーズ)』
『パパとムスメの7日間』
『華和家の四姉妹』
『傘をもたない蟻たちは』
『時をかける少女』
『盲目のヨシノリ先生〜光を失って心が見えた〜』
『嫌われる勇気』
『ゼロ 一獲千金ゲーム』
『犬神家の一族』
『悪魔の手毬唄~金田一耕助、再び~』
『二月の勝者-絶対合格の教室-』
『剣樹抄~光圀公と俺~』